台湾の旅 2009冬/5☆

2010.1.2(5日目)
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「忠烈祠」。ここは戦争で亡くなった兵士を祭る場で、1時間おきに衛兵交代式が行われています。
圓山大飯店から徒歩20分くらいのところにあるので歩いていくことに。

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隊列を組んでぴったりとあった歩調で門の所からやってきます。


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この1時間微動だにしなかった衛兵2人と交代。


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そしてまた先導者と任務を終えた衛兵とが隊列を組んで帰っていきます。
観光客がどんなに歓声を上げようと、カメラを向けようと、表情一つ変えないのはお見事!


「忠烈祠」から圓山大飯店まで戻り、ベルボーイのもとへ。
実はこの日、九份まで行く予定なのですが、台北駅から台鉄宜蘭・花蓮方面行の列車<自強号><莒光号>ともに満席でチケットが取れなかったのです。ガイドブックには九份までタクシーをチャーターする手もあると書いてあり、ベルボーイに聞いてみることに。すると、圓山大飯店からは1200元(3240円)で行けるということ。1時間のタクシーがこの値段なら安い!ということで、贅沢にもタクシーで向かうことにしました。


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九份は山の斜面に造られた町。100年ほど前に金鉱が見つかって栄えたものの、いつしか掘り尽くされ町は衰退。しかしその後、映画のロケ地に使われたり、最近では「千と千尋の神隠し」のモデルなったとも言われ、台湾各地から観光客が集まる町となりました。長い階段、狭い路地。ノスタルジックな雰囲気がなんともいえない町。


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赤い提灯が幻想的。山のずっと高い所にあるので、下界が晴れていても靄がかかることが多く、1年のうち9割は曇天なのだとか。


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坂の一番上まで上がったら、「阿柑姨芋圓店」でかき氷を食べます。かき氷の上のトッピングは「タロイモの白玉」「さつま芋の白玉」「あずき」など。全部トッピングしてもらっても40元(108円)。もちもちとしたお芋の白玉がたまらなく美味しい!


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靄で下界に広がる海は見えなかったけれど、この靄が非日常的な雰囲気を一層掻き立てます。


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そして前回の旅でお気に入りなった茶藝館「九份茶房」へ。頂いたのは金萱茶。お茶請けはチーズケーキとクッキー。どちらも自家製のお茶風味。とっても美味しかった。


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テラス席でぼんやりのんびり…煮水器(陶器製のやかん)から立ち上る湯気を眺めながらゆるゆる過ごすひと時。


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140年近く前の建物が持つ独特の雰囲気。また次回もここに来よう!


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路地は人!人!人!
こんなに混んでいるのに、台湾の人は乳母車を押し、愛犬を引き連れて歩くんだから驚き!


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芋団子を作るお兄さん方。


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いか団子を作ってスープに仕立てるおじさん。
どのお店も店先で作って、出来立てをお客さんに提供。この活気が人を引き付けるんだろうなぁ。


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賑わいを避けるようにして建つ「天空之城」。ここは「九份茶房」と同じオーナーの茶藝館なのですが、このときは大規模改装中。外観だけ見てもすごくいい雰囲気なので、工事終了後が楽しみです。


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今回も素敵だった九份。とても癒されました。


九份から最寄り駅「瑞芳」まではタクシーで15分くらい、値段は180元と決まっているので安心です。帰りの電車の切符だけは入手できていたので、帰路は列車を使いました。<自強号・莒光号>は指定席列車で、日本でいう特急みたいなものなのですが、値段が格安!新幹線の座席よりゆったりしていて、1時間近く乗っているのにお値段なんと60元!この時のレートが1元=2.7円でしたから、なんと162円です!台湾は列車を上手に使えば、とても格安で回ることができると思います。この60元の切符を見て、母はおかしくてしょうがなかったみたいです。


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さて、台北に戻り、旅の最後を飾るべく向かった先は「紫藤藘(ツートンルー)」。重要文化財の古い建物を大事に使いながらの茶藝館。茶葉にこだわり、水にこだわり、安らぎと洗練された雰囲気が格別の茶藝館。


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前回もそうでしたが、この日も中央のテーブルで茶葉の品評会のような勉強会のような支度がされていました。以前よりも給仕の方が増えていて、新しく入った方々が茶の香りや味わいについて熱心に勉強している姿がみられました。


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梨山烏龍茶と東方美人、パイナップルケーキとドライのスターフルーツをお茶請けに。
旅の最初を飾るのなら「回留」。
旅の最後を締めくくるなら「紫藤藘」。
旅は瞬く間にすぎてしまうけれど、あの空気感を心にとどめながら、この一年新たな気持ちで頑張っていこうと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<完>・・・