古都の旅 2010如月/1☆

2010.2.11(木)
京都を訪れるのは8年ぶりくらいでしょうか。
2月の暦の中に、1日だけお休みをいただけば4連休になる日程を見つけたのは秋。長期休暇でもないのに旅に出るなんて…と思いましたが、思い切って行ってみることに。始発の地下鉄に乗り、飛行機で伊丹空港へ。


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伏見稲荷大社
赤い鳥居の連なりに、心高まる感覚を覚えた人も多いのでは?まず最初に向かったのは京都駅から奈良線に乗り換えて2駅の所にある伏見稲荷。お稲荷様がお出迎え。


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本殿での参拝を終え、いよいよ赤い鳥居の連なるところへ。最初は大きな鳥居。


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大きな鳥居をくぐりぬけた後には、有名な千本鳥居が。
どっちを行く??私たちは左のほうを選びました。


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千本鳥居を抜けると奥の院に到着。絵馬はお狐様の顔になっていて、ここに各自が目鼻口と願い事を書き入れるのだそう。


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奥の院の奥には、まだまだ鳥居が連なっています。まだ奥があるなら奥へ進もう。最初は足取りも軽かったのですが、考えが甘かった。行けども行けどもどこまでも続く鳥居の連なり。あ、お社が見える…終点かな?と思うと、まだ奥へ奥へと続いています。本殿わきでもらったマップを見ると、なんと稲荷山に向かって続く鳥居の絵がフェードアウトして描かれているじゃありませんか。いったいどこまで続くの?と思いながら本殿から山道を小一時間登ったところで案内図を発見。詳細に描かれたそれを見ると…最高峰の地点までまだ半分くらい程しか登っていないことが分かりました。恐るべし伏見稲荷!みなさまもこちらに行かれる際には時間と体力に余裕を持っておでかけください。時間はあっても体力に著しい消耗を覚えた我々は、勇気を持って引き返すことを決めたのでありました(笑)それにしてもいったいどれだけの鳥居があの参道にあるのだろう…。



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東寺
東寺の駅に着いたころには土砂降りの雨となっていました。雨に煙る東寺。凍てつくような寒さの中で、その堂々としたたたずまいに圧倒されました。


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拝観受付の場所へ向かう途中、素敵な透かしの門がありました。昭和の作だそうです。灰色の空がこの透かし模様を際立たせていると考えると、あいにくのお天気も少し受け入れやすくなりました。


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金堂で立体曼陀羅を観た後、五重塔へ。日本で最も高い木造建築物。内部を見学する人は皆、息をのんで拝観していました。


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東寺の敷地内、特別公開中だった観智院。宮本武蔵筆と伝えられている床の間の絵や、みごとな庭のしつらえなど、目を奪われるものがいくつもありました。しかし、雨脚はどんどん激しさを増すばかり。そんな雨を避けるかのように、このあとは(屋根のある)錦市場の散策をにでかけ、夜ご飯の場所へと移動です。


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先斗町「おせん」
夜ご飯は京のおばんざいを食べに「おせん」へ。雨で冷えた体に、おだしのきいたほっこり優しい味がしみていきます。↑は「海老芋の唐揚げ」。他には茄子の田楽、湯葉の野菜あんかけ、万願寺唐辛子の焼きなどを。


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〆には名物という「たぬきごはん」。油揚げのあんがご飯にかけられていて、これ本当に美味しい!京都の漬物を食べながら、おばんざいを堪能。


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六曜社
旅先では特に「別腹」が活発に機能するようです。ほど近くにある「六曜社」へ向かいました。1階と地下に店舗がありますが、地下のほうがお勧めとのこと。古き良き時代の珈琲店とはかくあったか…と思わせるたたずまい。人気の高いドーナツは売り切れていて(いまどき100円ですよ!)、パウンドケーキと珈琲を注文。りんごとさつま芋のパウンドケーキは200円でしたが、よそでだったら400円はとるよね~などと下世話なことを考えてしまいました。雰囲気の良さ、居心地の良さ、味の良さ、そして手頃なお値段のすべてがいいんでしょうね。夜も9時近いというのに、ほぼ満席。学生がレポートを書いていたり、着物をカジュアルに着こなした女性がおしゃべりに興じていたり…とにかく印象的なお店でした。


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町屋の宿/あずきや
京都といったら町屋。町屋の人気は高まるばかりのようで、最近では1棟貸しのスタイルで宿泊を提供するところも。それならば…と、蹴上駅徒歩5分の「あずきや」さんへお世話になることに。こちらは玄関を上がったところの和室。


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便利さを提供するホテルとは違うもてなしが町屋にはあります。急で細い階段や冷気を防ぎきれない建具。そのどれもが味わい深いのですけれど…やはり冬の旅で町屋を遣わなくてもよかったかな。でも、それも泊ってみて初めて分かること。いろんな経験が旅を楽しくさせてくれます。