古都の旅 2010如月/2☆

2010.2.12(金)

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スマート珈琲店
昨夜は素泊まりでしたので、朝食を食べに寺町通へ。友達が愛してやまないスマート珈琲店。ここで朝食にホットケーキを食べるのがいいんだそうです。気合い入れて8時の開店すぐに行きました。そして私も友達にならってホットケーキを注文。どれどれ……んまーい!!京都の朝食にスマートのホットケーキと珈琲!次も絶対にこの組み合わせでいこう。


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亀屋良永
京都といえども珈琲店以外の開店は大概10時。スマート珈琲店を出てまだ1時間近くもあります。でもね、さすが京都。通りに人がいなくても、しゃんとした店構えで店を開けているところがあります。亀屋良永もその一つ。京都の和菓子好きな方ならよくご存じのこのお店。実家のように慕っているT家へのお土産を買い求めました。


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一保堂茶舗
そろそろ9時。こちらもあまりにも有名なお店です。玉露を試飲させていただきながら、大好きなお友達へのお土産を買い求めます。美しい紙で藝術的に包装してくださるのも本店ならでは。この後、柳桜園茶舗にも立ち寄り、抹茶と玉露を買い求めました。そういえば、御用を伺うのは一保堂さんでは女性、柳桜園さんでは男性の方々と対照的。それぞれの雰囲気を持ちながら、どちらも行き届いた対応をしてくださって大変心地よかったです。


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蕎麦ほうる 総本家 河道屋
寺町界隈をうろうろしていると11時。俵屋旅館さんの前を通って、ギャラリー遊形へ立ち寄り(予定外の器を買い求め…)、ふと表へ出ると目の前に蕎麦ほうるのお店!懐かしい~。高校の修学旅行で初め京都を訪れたとき、京都のお土産といえば「八橋」「漬物」そして「蕎麦ほうる」でした。部活の子たちのお土産に…と中に入ってみると、変わらずに看板商品の蕎麦ほうるが。老舗の店構えにふさわしく、商品の向こうには大の大人が3人がかしこまって接客してくださいます。試食でいただいた味も変わらぬまま。懐かしさとともに、蕎麦ほうるをお買い上げ。


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祇おん 萬屋
お昼御飯を食べに花見小路へ。でも、友達が食べたかった「すき焼き弁当」のお店は定休日ではなかったはずなのに閉まっていて断念。午後の予定もあったので、この近くで食べようということになり、ねぎねぎしいおうどんが有名な萬屋へ。12時開店までまだ時間がある…と散策していたら、開店前に行列が!結局、開店前に並んだにも関わらず私たちの前で満席となり、30分近く待つことに。その間もどんどんお客さんが並んでいました。昨日までの雨は止んだものの、まだまだ肌寒さが残ります。ようやく入店して注文した「ねぎうどん」。たっぷりの生姜にたっぷりの黒七味を振りかけて、もくもくと頂きました。ねぎと生姜と七味の成分で芯からあったまる♪美味しかった~。
そしてお次は…昨年のうちに申し込んでいた↓こちらの体験教室へ。


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香老舗 薫玉堂
室町時代にその文化を花開かせた香道。その雅な雰囲気いっぱいのお道具などは博物館で見かけたこともありますが、その遊び方について知る機会がありませんでした。せっかく京都に行くのですもの、雅やかな香道の世界に触れてみようということで申し込みました。お香の歴史や種類についての座学のあと、香室(和室)に座を移して「三種香」という遊びを行いました。


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年季の入った先生の所作は無駄がなく、堂々としていて大らかで…かつ繊細。


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灰の中で炭が焚かれ、雲母のプレートの上に香木を置いて香りをききます。


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三つのお香をきいて(=嗅いで)、どうだったかを和紙にしたためます。3つのうち、1回目と3回目が同じ香りだと思ったので「孤峯の雪」としたためました。1と2が同じだったら「隣家の梅」、1と2と3がすべて違ったら「緑樹の林」、1と2と3がすべて同じだったら「尾花の露」、2と3だけが同じなら「琴の音」というように雅な答えをしたためます。
私?はずれました~。


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干菓子とお抹茶を頂きながら、先生の豊かなお話を聞きます。お香に限らず日本文化を守り伝えていうことの大事さには、共感してしまうことばかり。


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こちらは源氏香(五種香)の場合の香之図。三種香では答えは5パターンですが、五種ともなると52パターンもの答えになるそうです。そこで、54帖の源氏物語の最初と最後の巻を除いた52の巻名でこたえるとのこと。雅とは明晰さを備えたものなのです。


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お香の包を入れる袋の紐の結び方にも季節感を。美しく結び、美しく解く。何事にも所作があります。学ぶことはまさに「まねぶ(まねる)」こと。話を聞いただけでは分からなかった世界が、ほんの少し開けました。


香道体験のあと、各自自由行動をとろうということにしていまして、私は銀閣寺のそばにある「ユキ・パリス コレクション」を観に行くつもりでした。…が、香道体験の終了が5時近くになったために出おくれ、向かうバスの途中で断念しました。さて、8時の集合までの2時間半をどう使おうか…。六角堂に行ってみようと思い立ち、向かってみるとすでに拝観時間は終了。うーん、この辺でなにがあるかな…と本をとりだし、タルトのお店に行ってみることに。


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ミディ・アプレミディ
ロールケーキの本が出るほどに人気のコチラのお店。以前はロールケーキの発送を行ってたようですが今は予約販売のみだとか。でも、ロールケーキ以上にタルトも有名だそうで、喫茶スペースで絶品タルトを食べようかな~と思いましたら、あらら…喫茶スペースは去年6月にやめているそう。でもせっかくなので焼き菓子をお土産に買いました。


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IEMON SALON
おやつタイムをとる気でいましたから、どこかで甘いものを食べたい!と思い、IEMON SALONへ。言わずと知れた「伊右衛門」のカフェ部門です。賑やかな店内、仲間とお茶や食事を気軽に楽しめる雰囲気です。お店の方に勧めていただいた「ひとくちフロール」と「ほうじ茶」を注文。小ぶりのロールケーキでしたがしっとり美味しい~とぱくつきました。でも、このフロールという名前、どっかひっかかっていたんです。そこで、こうしてブログを書くにあたってIEMONのHPで確認してみたら、このフロールこそが↑のミディ・アプレミディの有名なフロールだということが判明!仙台のお友達が一度口にしてみたいと言っていたあのフロール!そうとは知らず、あっという間に食べてしまった私。もっとじっくり味わって、どんな味だったかお友達に伝えられるぐらいに舌で覚えておけばよかった…。と思っても、後の祭り(笑)


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遊形・サロン・ド・テ
IEMONの後、神社仏閣は閉まっているし…三条や寺町界隈は散策済みだしどうしよう…と思って向かった先は「遊形サロン・ド・テ」。またお茶タイム?と、つっこまないでくださいね(笑)
せっかく来たんですもの、評判のこちらに寄ってみたい気持ちを抑える理由はありません。閉店30分前ということもあって、お客様もちょうど帰られる1組だけで、しっかり満喫。美しい空間です。


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温かいりんごのタルト アールグレイのフラン添え 紅茶
たぶん、こんな贅沢なデザートを食べることは滅多にないんだろうと思います。焼き立てのりんごの下には、まあるいタルト生地。お店で買うタルトとは確実に違います。ポットで出されたたっぷりの紅茶はしっかりとした味で、とても美味しく体が温まりました。とても贅沢な時間。京都だからこそできる時間です。

そしてこのあとはAVRILで毛糸を買ったりしながら友達との待ち合わせ場所へ。夜はお高めのイタリアンを食べました。前菜、パスタ2種、メイン、そしてワインを赤白いただいて大満足。夜は西本願寺に併設されている「聞法会館」に泊。こちらは信者ではない我々一般の観光客もとまることができ、素泊まり6,300円。あの立地で普通のビジネスホテル(以上かも)のような感覚で使いやすい宿泊施設。町屋と違って、暖かいのがなによりです(笑)