2011秋 東京日帰り/2

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ART DECO IN THE FORMER Prince Asaka Residence
正面玄関のガラスのレリーフ ルネ・ラリック
東京都庭園美術館。その昔、朝香宮邸として昭和8年に立てられたアール・デコ建築の建物です。美術館となって数々の展覧会を催してきましたが、私はこの建物自体がとてもとても好き。展覧会の時は建物を傷つけないように壁面を立てたり、小部屋は閉じられていたりして、なかなかその全貌を堪能することはかなわないのですが、2年間の修復期間を前に、今回1ヶ月間公開されました。そして、この週末の3日間は夜間公開に。アンリ・ラパンにルネ・ラリック。ため息しか出ないラリックのガラス調度品を見るなら、やはり灯りの映える夜でなければと思い夕方目指して朝香宮邸へ。写真撮影OKともあって、皆さんカメラ必携。チケット売り場で並び、入口まで延々と並び、そしてようやく玄関口へ。
そして、あまりにも有名過ぎる玄関と扉のラリック作の女人像。
しばし、私の大好きな朝香宮邸にお付き合いください。


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なんだと思います?




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次室にある香水塔
セーヴル製の香水塔で、フランス海軍から贈られたのだとか。




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第1応接室




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アンリ・ラパンの銘




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大客室のシャンデリア ルネ・ラリック




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大食堂の壁画 アンリ・ラパン




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大食堂の石膏壁
銀色に輝く草木模様の壁。これが壁?と目を奪われる壁。銀色に輝くこれが石膏とは。




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大食堂のシャンデリア ルネ・ラリック
模様にザクロやパインをあしらって。




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大食堂の窓側




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大客室と大食堂の間の扉
ラリックの作るガラスの扉は、鏡のようで…金属のようで。いったいどうなってるの?と皆が顔を近づけます。




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大広間の天井




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中庭




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表階段上の照明




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若宮寝室の天井通気口




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北の間のドア取っ手




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2階広間グリル




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2階ベランダ




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ベランダ扉の取っ手




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妃殿下居間照明




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妃殿下寝室グリル




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殿下居間




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殿下居間グリル




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姫宮居間グリル




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2階ホール照明




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北側のベランダに壁面取りつけられた蛇口




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北側ベランダ




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2階書庫




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書斎




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2階小広間照明




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正面玄関モザイクの床




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車寄せの照明




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1階外廊下の照明




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とにもかくにも素晴らしくて心躍る時間でした。中もものすごく込み合っていて、みんなそれぞれ“人の映りこまない写真”を撮ろうと頑張っていました。1階では生のピアノ演奏にすごい人だかりができていて、2階はそれぞれの部屋に長蛇の列。多くの人がこの日を待っていたんだなって思います。新幹線の時間に間に合うぎりぎりまでいたので、東京に来て初めてお土産を買う余裕もなく帰りました。
来て本当によかった。また次の公開はずっと先だろうけれど、ずっとずっと残っていってほしい建物です。
お母様、一緒に行ってくださってありがとう。

アンリ・ラパンにルネ・ラリック。そして当時の宮内庁内匠寮の仕事ぶりはただただもう大変素晴らしい。どうしてこれほどまで素晴らしいアール・デコ建築が日本にあるのか…詳しく知りたい方はちくま文庫の『アール・デコの館』をご一読ください。素晴らしい写真とともに詳細に描かれております。