2011冬 九州/6

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新年は長崎で迎えました。ホテルの朝食もお正月っぽいものが豊富で、丸餅入りのお雑煮を2杯も頂いて、お腹一杯にしてホテルを出発。今日からの3日間はレンタカーでの移動にしていたので、まずはレンタカーを受け取りに。そして長崎をでて、左手に海を見ながらの海岸線をひたすら北上していきました。そして目に飛び込んできたのが大漁旗を掲げた停泊中の漁船団。新しい年があけだんなってことを実感しました。



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黒崎教会
遠藤周作の『沈黙』にも登場する、黒崎教会。この辺りは隠れキリシタンの里とも言われ、あちらこちらに教会があります。あいにくの曇り空ではありましたが、わりと色鮮やかな煉瓦に空色の窓枠が印象的で、海に向かって教会が建てられています。私と違って近代日本文学に詳しい母、このあと遠藤周作記念館に行ったのですが…臨時休業?改修工事?「危険」テープが張られていて、お休みでした。残念!




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それにしても海岸線もアップダウンが激しい長崎県。続いて向かう場所はちょっとだけ海岸線から入ったところだったんですけれど、こんなとこ本当にあがれるの??ってくらいの人生最大の急勾配を上がり(少しでもアクセル緩めたら車が落ちちゃうんじゃないかってくらいの坂!)、こんなとこに上がって無事に降りれるの?っていう心配をしながら次の教会へ向かいました。



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出津教会
こちらも厳かな感じで建っていました。国の需重要文化財にも指定されているようですが、教会や寺院は物見遊山気分を少し抑えながら「拝見させていただく」っていう気が起こりますね。ひっそりとした空気感は、下界の雑踏と離れているからだけのものではないような気がします。



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そういえば、昨日までお世話になったJALライナーのガイドさんに、九州の墓石や石碑は文字を金を施すことが一般的なのよ、と伺っていました。こちらの石碑もやはり金文字!ドライブ中に通過する墓地に目をやると、やっぱり金色。文化の違い気づくって楽しい。



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気ままな車での移動なので、ちょっと道から外れてみました。それは「滝」の看板があったから。でも、山に入っていく道はどんどん細くなっていき、少々心細い気もしてきます。到着してみると、川に橋がかかっていて、どうやらここで車を降りて橋を渡り、橋の向こうの小さなトンネルをくぐらなくてはならない様子。誰もいない山奥。人さびしい山奥。でもま、ここまで来たんだから行ってみることに。


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トンネルを抜けると森に続く遊歩道が。かすかに滝の音も聞こえてきます。


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進むにに連れて緑は濃くなり、巨岩やシダ植物なども豊富に。


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そして見えたのがこちら、「つがねの滝」。ものすごく大きいというわけではないけれど、勢いもあり、滝壺の水は澄みきっていて、新年の清々しさをより一層引き立ててくれる感じです。



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母娘して人の映り込む写真はあんまり撮らないんだけど、たまにはタイマーで撮影したりもします。でも、あんまりタイマーも使いこなせてないから、幾度か撮影失敗・笑。


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滝のとこに10分くらいはいたかな。寄り道、大成功!


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西海橋
左にずっと海を見ながら北上を続け、間もなく佐世保というところで西海橋で小休憩。



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新西海橋
西海橋と新西海橋の間は遊歩道になっていて、橋付近には渦潮もあるということで見に行くことに。「あー本当!渦巻いてる!」と眺め、さ、車に戻りましょう~と思ったら、「せっかく新西海橋まで遊歩道が続いているんだから行ってみましょ」と、どんどん歩いて行きます。「えー歩くの??」と娘はぼやいて見せますが、どんどん歩いて行きます。母娘でも行動派の母とものぐさな娘と、その性格は大きく違います。


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新西海橋は、車道の下に歩道がついていて、渡ることが可能!でも、高所恐怖症気味の私は3歩進んで足がすくみ、そそくさと戻りました。母はどんどん進んで行って、橋の真ん中まで行って戻ってきました。こういうとこも、大きく違います(笑)


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でもね、結構高さあるんです。下には渦潮があるんです。ね、怖いでしょ?私、案外こういう高いとこが苦手です。

この後、無事に佐世保に到着しました。小腹もすいてきたし、佐世保と言えば「佐世保バーガー」!あーでも、年始ということで老舗の佐世保バーガー屋さんはことごとくやっていなくって、この日も昼ご飯抜きになりそう。でも、中途半端なものでお腹を満たしたくもなかったので、そのまま次の目的地へ行くことに。でも、佐世保バーガーにありつけなかったショックからか、うっかり有料道路の車線へ入ってしまい反対方向にしばらく走ったりする一幕も。でも、気ままな旅だから、そういうこともありってことで。


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展海峰
佐世保から平戸までの海上には200以上の島が点在していて、宮城の私たちにとっては松島のような景勝地になっています。その島々(=九十九島)がもっとも美しく見えるというのが、こちら展海峰。あいにくの曇り空で、視界良好とはいきませんでしたが、それでも無数の島々が織りなす光景は素晴らしく、だからこそ一層視界不良が悔やまれもし…。でも、他に誰もいない中でじっくり見れたのでよかったかな。あーでもやっぱり晴れてたら最高だったろうに(笑)


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平戸/聖フランシスコ・ザビエル記念教会
平戸まで来ました。佐世保からわりと距離があり、朝のバイキングで食べたお雑煮もとうに消化され…佐世保バーガーも食べ損ね…途中時雨れてきたりもしたので、今年初のコンビニで肉まんと珈琲を買い、そんなこんなでようやく着いた平戸。残念ながら平戸城の閉城時間が迫っていたので外側からだけ眺めて、こちらの教会へやってきました。教科書で習ったフランシスコザビエル。彼の来訪を記念して作った教会です。


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フランシスコザビエルは、意志の強いまなざしを海に向けていました。



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幸橋(オランダ橋)
オランダ商館を建てた技師の手で作られたというアーチ型の橋。市庁舎のそばにあるので、市庁舎の駐車場に車をとめて見学できました。


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平戸の街では新鮮な海の幸が堪能できる。旅行の前からずっとそう思っていました。観光地ですもん、年末年始なんて関係ないんじゃない?そう思ってましたが…甘かった。どこもかしこもお店はお休み。あー私のヒラメのお刺身はいづこに??こうして平戸での私の海鮮祭りは海の藻屑と消えてなくなり、本日の宿である佐世保へと引き返したのであります。そして佐世保のホテルの食事処のバイキングでお腹を満たしたのであります。

こうしてブログで旅の記録を残しながら、ご飯画像がない!カフェでのひと時がない!ってことを再確認。年末年始の旅は、ご飯計画こそ用意周到にせねばなりません。
ということで、もちろん翌日もお昼抜きの旅となっております。でもね、夜ご飯は明日は違いますよ!明日はね、「呼子のイカ」ですもん!もう美味しかったーー!あ、ではまた明日に。