2011冬 九州/7

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今日は午前中は焼き物巡りです。でも、ホテルで一番初めにしたことは、本日の夜ご飯予定のお店に営業しているかどうかの確認の電話でした。九州での最後の夜、また夕食難民になってしまうのはどうしても避けたい!ということで電話したところ、めでたく営業中のお返事を頂きました。祝!!
さて、焼き物巡りですが、有田→伊万里→唐津の順で。母娘ともども一番よかったのは有田でした。といっても半分以上はお店がお休みで、実際にお店に入ったのも1店舗のみ(源右衛門)でしたが、古典柄を中心とした手書きの絵柄やも会った時の感触など、使ってみたいなと思う器が有田にはありました。ちなみに私が購入したのはコノトキ使った湯のみのセットです。そそして伊万里に向かいました。


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伊万里は山間にあるので、散策がてら窯巡りをする雰囲気としてはいいかもしれません。



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お正月でしたから、こんなあしらいが軒先にされていたり。



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こんな感じも。
散策を楽しんだ後は、一路唐津へ。でもちょっと寄り道も。



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唐津へ向かう途中、「伊勢海老」の看板があちらこちらにあって、左折して橋を渡った先にどうやら伊勢海老の天国のようなところがあるらしく、お正月できっと営業していないだろうね~と思ってはみたものの、思いを振りきることができずに左折。案の定、お店は営業していませんでしたが、島の高台から景色が一望できるらしいということを案内表示で知ったので、そのまま向かってみました。そして着いた先がこちらの景色。この日はお天気も良く、九十九島を眺められるあの展海峰での不完全燃焼をすこし取り戻せたような。



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冬の海とは思えない美しい青い海でした。



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そして道端には水仙がどこまでもどこまでもずっと続いていて、とても気持ちのいい島でした。



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唐津城
そして唐津に到着し、舞鶴城へ。日本一の藤棚が舞鶴城のそば近くに移されていて、花の時期にはきっと見事なんでしょうね。



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天守閣からの眺めは最高に素晴らしいのです。どこまでも続く虹の松原が見渡せます。



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一日中お天気がよく、風もきもちよく、海も澄んでいて…いうことなしの景色です。



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高取邸
でも、この旅で一番心惹かれた建物はこちらの「高取邸」。残念ながら撮影禁止のため内部の画像はありませんが、炭鉱王であった高取氏の別邸で、襖絵、杉戸絵、調度品、欄間…どれもこれもが素晴らしく、圧巻でした。重要文化財になったのは最近と聞いていますが、まだ認知度がそれほど高くないのも鑑賞する側としては嬉しいポイント。久しぶりに心華やぐお屋敷を拝見いたしました。この建物をまた見にぜひ九州を訪れたいくらいです。



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本日の宿は唐津にとってありましたが、私たちは唐津から呼子へ向かいました。そう!いよいよ呼子のイカを食べに出かけたのです。今日一日、運転しながらずっと「呼子のイカ、呼子、呼子~♪」とうきうきでその名を何度呼んだかわかりません。呼子までの道、前を行く車に「あの車、この車、全部呼子のイカを食べに行く車かな??」と浮かれてたわけたことばかり母に言ってました。あーー呼子!



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海中レストラン 「呼子 萬坊」
桟橋を渡った先が、待ちに待った私たちの竜宮城です。



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“海中レストラン”は名ばかりではなく、1階で受付をすませると、地下へ降りていく階段が。食事処は文字通り海中にあるのです。ですからお座敷の脇にある窓の外は海!かすかにお店自体も揺れています。
私たちが頼んだのは一番人気の「いかコース」。もう、はやる気持ちをお茶で紛らわしてそわそわして待ってました。



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きました!きました!身も透きとおる呼子のイカのお刺身!



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1人1ぱいのいかです。脇の海藻も含めて極上のきらめき!食べるまでずいぶん写真を撮りました。



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食べ始まったらあっというまになくなっちゃうのがもったいなくて、おそるおそるそろりそろりと大事に大事に食べました。肉厚で、甘くて、濃厚で…!ご飯は2杯目までお代わり無料なので、ごはんとイカのハーモニーを存分に楽しみます。



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ご飯とお吸い物と、お漬物。シンプルだけれど、こういうセットが一番いいです。



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こちらのお店が発祥の地だという「イカしゅうまい」。この萬坊のシュウマイ、実は仙台三越の銘品街にも売っていて、ずっと気になっていたんです。ふわっとやわらかくって、イカって最高!って思いました。



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イカのお刺身の際、お刺身として食べたのは銅の身の部分で、エンペラとゲソは天ぷらや塩焼きなんかにしてお好みのものに調理し直して持って来てくれます。そんなに量はないよな、と思っていたのですがどうしてどうして!(増えたわけじゃないんだろうけれど)たっぷりの天ぷらになって戻ってきました。揚げ加減も最高!お塩でいただき、至福のひと時を味わい尽くしました。

思えば九州での充実の夜ご飯は初日の「モツ煮」、2日目の「明太子」、3日目の「ふくフルコース」くらい。あとはなんだかよくわからないまま過ごしてしまって心残りいっぱいだったのですが、でも、終わりよければすべてよし!この呼子のイカが私たちを救ってくれたのでした。
呼子萬坊、万歳!