遊牧カフェ in 山元町/5

画像

遊牧カフェ in 山元町
昨夜のまれにみる大雪で開催が心配されましたが、なんとかたどり着けた山元町。整備された有料道路を見ると、夜中ずっと除雪車を運転し続けてくれた職員のかたに感謝せずにはいられません。でも、窓の外に見る雪はそれはそれは綺麗で、九州熊本の方たちには想定外の思い出になってくれたようです。
さて、今回はその熊本の水引作家Uさんと、古参のお弟子さんHさんという強力な講師陣を招いての遊牧カフェ。毎回徹夜で作ってくれるメンバーYさんの看板には、熊本のゆるきゃら「くまもん」が登場し、私たちもいつも以上にわくわくした気持ちでスタート!


画像

到着して会場準備をしながら、メンバーのOちゃんが仮設の1軒1軒を回り、UさんとHさんが持って来てくれた水引で作った雛飾りをお配りしました。Uさんの熊本のお教室で生徒さん達と100個の雛飾りを作ってくれたのです。仮設の皆さんも可愛い雛飾りを喜んで受け取ってくださって、Oちゃんはそのたびに仮設の皆さんとの立ち話花を咲かせていた模様。Uさん、Hさん、そして熊本の大勢の生徒の皆さん…本当にありがとう。



画像

材料を使いやすい形ですべて準備してきてくださいました。今回は水引で基本の「あわじ結び」を習い、ポチ袋や箸置きのアレンジなんかも教えてくださいました。色とりどりの綺麗な綺麗な水引に、皆さん「かわいい!これ大事にするがらっ!」と、目を輝かせてらっしゃって、切れ端も大事にとっておかれてました。老若男女問わず、気持ちはみんな乙女です♪


画像

午前午後と、それぞれ20名近くのご参加。今回も小さい小学生から高齢までと年齢層は幅広く、そして男性の出席者も!



画像

こちらの男性は午前も午後も出席されて、みるみる腕を上げていらっしゃいました。講師のUさんは、午後も参加の方が飽きないようにと、「あわじ結び」からの発展形の「鶴の箸置き」を急遽レクチャーしてくださって、午前午後どちらも参加の皆さんはそれはそれは夢中になって鶴を作ってらっしゃいました。



画像

鶴の箸置き
赤と白の水引で作るこちらの箸置き。5本組みで作っていくので、赤と白の組み合わせによってさまざまなバリエーションが生まれます。くちばしの色も、赤にするか白にするか好きなようにできて、1つ作ってもまた別の組合わせを考えるのが楽しくって。水引の世界、本当に美しく魅惑的でたまりません。

このほか、Uさんは熊本のお菓子の社長さんからのご厚意を預かってきてくださっていて、熊本のお菓子なんかもふるまわれました。今日は3月3日雛祭り。仮設の集会室にはひな人形も飾られましたが、なによりもみなさんの明るい笑顔が節句の祝いにふさわしく、今回も楽しんでいただけで本当によかったと思います。

Uさん、Hさん。熊本から来ていただいて、素敵な水引の世界に引き合わせてくださって本当にありがとうございました。感謝してもしきれません。本当に本当に、ありがとう。



画像

最後に、こちらは毎回出席してくださるIさんの作品。今は私たちが伺っている仮説とは別の仮設に移ってしまわれたのですが、毎回参加してくださっています。去年の「アクリルタワシ作り」の後、今の仮設にその道のプロがいらっしゃるらしく、アクリルタワシ作りを進化させてらっしゃいました。そして今回、たくさん作ってきて見せてくださって、そして私たちにたくさんくださったんです。編み目も揃っていて、色もカラフル。とってもお上手なんです。「時間かかったでしょう」と言うと、「時間だけは毎日余るほどあっから。仮設で何もすることないもん」にこにこしながら明るくおっしゃるIさんでしたが、その言葉からいろいろと考えさせられました。

いつもいつも考えさせられる支援の在り方。
皆さんには何が必要で、私たちなら何ができるか。答えは簡単には出ませんが、でも、「こういうふうに集まって、お茶飲みながら楽しい時間を過ごして。そうでないと仮設の部屋で何もしないまま、誰にも合わないまま…そういうのが辛いんだっちゃね。だがら次も待ち遠しい。」そういう声に応えていける活動を、今後もしていけたらと思います。
遊牧カフェの活動資金は、いろんな形でナナエ先生のところに集まってきている皆さんの支援金です。そのご支援を、こういうカタチにして今後も活動を続け、報告していきたいと思います。
3月11日。あの日から1年ですが、まだまだ復興には時間がかかります。今後とも、どうぞ皆さん、宜しくお願いします。

こちらにも、遊牧カフェの記事がございます。
  オオタナナエ台所教室  ⇒ コチラ☆  
  看板娘のYさんのブログ ⇒ コチラ☆